HOME > 区議団ニュース > 渋谷区議団ニュース 2015年7月号 憲法違反! 戦争法案廃案へ一点で共闘を!/くらし守る区政へ~「4つのゼロ」と国保料の引き下げ実現に全力/第2回定例区議会 日本共産党区議団の質問から

渋谷区議団ニュース 2015年7月号 憲法違反! 戦争法案廃案へ一点で共闘を!/くらし守る区政へ~「4つのゼロ」と国保料の引き下げ実現に全力/第2回定例区議会 日本共産党区議団の質問から

憲法違反!戦争法案廃案へ一点で共闘を! 

 安倍政権は、日本を再び「戦争する国」に変える安全保障関連法案を、国会の会期を大幅に延長、強行しようとしています。
 圧倒的多数の憲法学者や元内閣法制局長官が、この法案は憲法違反と指摘。世論調査でも8割以上が「今国会で成立させるべきでない」と回答。いま「戦争法案許すな」の声と運動は大きく広がっています。
 日本共産党渋谷区議団は、第2回定例会での代表質問や区民から出された請願の採択に全力をあげるとともに、地域で「戦争法案廃案」の運動の先頭に立って奮闘しています。

違憲の武力行使そのもの!
①「戦闘地域」での「後方支援」=兵站(へいたん)
②戦乱が続いている地域での治安活動
③集団的自衛権の行使

 

区長に、戦争法案反対の表明を迫る(トマ孝二議員)
 「この法案が通ったら子どもが戦場に行かされ、命を奪われるのではないかと、不安で眠れない日々を過ごしている」との区内の自衛隊員の家族の声を紹介。この戦争法案に多くの人々が不安や反対の声をあげ、今国会では成立させるべきではないと訴えています。こうした区民の思いに立って、戦争法案に対し政府に意見を表明すべきです。

 

戦争法案の今国会成立に反対する請願採択に全力!

 今定例会には、渋谷9条の会(他50 団体)から、「安全保障関連法案」の今国会成立反対の国への意見書採択を求める請願が提出されました。党区議団は、紹介議員として総務委員会で説明を行い、最終本会議で賛成討論を行うなど、採択に全力をあげました。

牛尾まさみ議員の賛成討論より
 国民の世論も、今国会での成立に反対が多数を占めています。共同通信が行った世論調査では、十分に説明していないが84%にのぼり、法案は憲法に違反するが56.7%、反対が58.7%、今国会の成立反対が63.1%と前回より増加し、朝日新聞の世論調査でも、今の国会で成立させる必要はないが65%となっています。渋谷区議会としても、憲法を守り区民の命を守るために、安全保障関連法案の今国会での成立に反対する意見書を採択すべきです。

 
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「区民の目線…」といいながら、住民不在の悪政継続では?!

 長谷部区長は、第2回定例会の所信表明で、「区民の皆さんと同じ目線に立って」と発言しました。しかし、前区政のもとで、区民の批判が集中した問題については、区民の声に耳を傾ける姿勢を見せませんでした。

三井不動産の儲けのための区庁舎建替え計画は継続…
 三井不動産に、区役所の土地を70 年間も差し出し、そこに三井不動産は39 階建て、約420 戸の超高層マンションを建築して大儲けする、その見返りに区役所と公会堂を建ててもらう新庁舎建替え計画。
 昨年行われた区主催の5回の住民説明会では出席者のほとんどが、区が一方的に決めた計画をおしつけるのはおかしい、説明会の体をなしていないなどの意見が続出。区民が納得していないことは明らかです。
 2月に開催する予定だった住民説明会も開催せず、三井不動産の借地の権利金が増額された基本協定の変更についても、住民説明会は行われていません。6 月30 日に行なわれた、都の紛争予防条例にもとづく住民説明会でも、民間マンション部分は一切説明されていません。

トマ議員は、代表質問で、改めて住民説明会を開催し、区民の声に耳を傾けるとともに、住民参加で計画の見直しを求めました。

[長谷部区長の答弁]区民参加で計画を進めており、計画を見直す予定はありません。

住民の反対で廃案になった宮下公園再開発計画も復活…
 宮下公園再開発計画は、公園の土地を三井不動産に貸しつけ、1階を駐車場、2階は商業施設、3階を公園にし、公園の北側に17 階建てのホテルを建設する計画。3月の区議会に突然計画が提案されましたが、地元の町会、商店会から、一方的な計画に反対の声が上がり、区議会ではこの議案を全会派一致で審議未了・廃案にしました。

トマ議員は、区民の財産である宮下公園を三井不動産のもうけのために差し出し、地元商店街に大打撃をあたえる計画は白紙にもどすことを求めました。

[長谷部区長の答弁]現在、地元町会や商店街にご説明し、意見を聞きながら進めているところ

土壌汚染を知りながら約32億円で購入… 幡ヶ谷2丁目防災公園整備計画も継続
 土壌汚染の可能性の高い土地を、土壌調査もせず、議会にも区民にも知らせず購入した幡ヶ谷2丁目防災公園用地。区は、「土壌の入れ替えが行われた後にその土地を取得する」(3月区議会・前区長答弁)と言っていたにもかかわらず、解体も、汚染土壌の調査も除去も終わっていないのに、答弁の翌日の3月3日に約32 億円支払って移転登記をすませるなど、異常なやり方でこの土地を取得しています。
 党区議団が入手したこの土地の2件の不動産鑑定書から、この土地取得について新たな疑惑が浮かび上がっていますが、区長はまともに答えていません。

周辺住民からは、「汚染があることを知らせないで勝手に買うこともひどいが、子どもが遊ぶ公園や福祉施設をつくるなんて信じられない!」と怒りの声が……

 この土地取得のやり方は、売り主にとっては、考えられないほど有利です。仮に、汚染土壌を除去した後も、地下水が汚染されている場合は、土壌汚染対策法によって2年以上は更地保存しなければならず、区の整備計画は大幅に遅れます。その場合の損害はだれが負担するのでしょうか。

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くらし守る区政へ~「4つのゼロ」と国保料の引き下げ実現に全力
第2回定例区議会日本共産党区議団の質問から

区民からは、くらしの悲鳴が…

 実質賃金や年金は減る一方。物価高に消費税増税、そのうえ、国保料や介護保険料の値上げが襲いかかり、「いったいどうやってくらせというのか」と怒りの声が上がっています。今年4月1日現在の特養老人ホーム待機者は、半年で 25人増え 708人に。同じく、4月の保育園入所待機児は、どの保育園にも入れない子どもが 252人と昨年の倍以上に。認可保育園を希望しても入れない子どもは528人と昨年を187人も上回っています。
 区民のくらしが大変な時こそ、住民の福祉に責任を持つ区政の役割が求められます。
 4月の区長、区議会議員選挙後、初の区議会定例会。日本共産党区議団は、公約に掲げた区民のくらしを守る「4つのゼロ」と国民健康保険料の値下げ実現に全力をあげました。

トマ孝二議員の代表質問での提案

国保料引き下げへ
 高い保険料を引き下げるため、政府に対し、国庫支出金の増額を求めるとともに、区として一般財源からの繰り入れを増やすこと。

特養待機者ゼロへ
 中止したケアコミュニティ・原宿の丘の小規模特養ホーム設置計画を復活させること、都有地や民有地を取得するとともに、国に対し、遊休地を払い下げるよう求め、増設をすすめること。

低所得者へ高齢医療費ゼロへ
 75歳以上の医療費無料化に踏み出した日ノ出町は、早期発見、早期治療によって一人当たりの年間医療給付額が3年で2万4千円ほど減りました。渋谷区でも高齢者の医療費無料化に踏み出すこと。

支払い能力を超えている…
今年で11年連続値上げとなる国民健康保険料。6月下旬から本年度の国保料の通知が届き始め、1週間で580件の苦情・問い合わせで、区役所の電話は鳴りっぱなしに──
 先日区役所より平成27年度の住民税額と国民健康保険料額の通知が来たのですが、あまりに高額で困っています。住民税が5万4300円、国保料が11万803円。今年度は仕事が増えなければ120万円くらい(の年収)なので、明らかに支払い能力を超えています。【党区議団に寄せられた声】

秋元ひでゆき議員の一般質問での提案

認可保育園待機時ゼロへ
 保育園の待機児解消は、認可保育園の増設で行うこと。用地確保のために国や都に対して、すべての遊休地を明らかにするよう強く求めること。

学校給食費負担ゼロへ
 「学校にかかる負担がもう少し減れば、習い事の費用にも回せる」との小学生の子どもを持つ親の声があがっています。学校給食を無償にすること。

高校生まで医療費ゼロへ
 千代田区では、子ども医療費の無料化を高校生まで拡大しています。保護者の願いに応えて高校生まで医療費を無料に。

安心してお医者さんに行かせたい
 子どもが空手部に入っていて、傷が絶えないが、親の負担を考えて病院にいくことを遠慮している。これから大学にいれる費用の準備も考えなければならないので、ぜひ医療費を無料化してほしい。【高校生の保護者の声】

くらし・福祉守ることが、区の第一の仕事では…

 長谷部区長は、党区議団の提案に、「財源が厳しいという事実もあるんです。…皆さんが無駄だと思っていることでも、そうじゃないと思っている人も大勢いる」と答えました。
 しかし、自治体の最も大事な仕事は、区民のくらしや福祉を守ること。河津の保養所を廃止すれば、高校生までの医療費無料化を実現してもおつりがきます。一体どちらが大切なのでしょうか。

ムダ遣いやめれば…年間運営費1億5千万の河津保養所は継続…

 取得、改修、運営費と6億5千万円もの税金が投入される「河津さくらの里」──4月にTBSテレビが報道し、コメンテーターが「自分の家なら買わないでしょう」など厳しく批判され、区民からは、「遠くて交通費が高い」「お風呂が使えない保養所なんて…」など非難の声が上がっています。不動産鑑定でも、本館のエレベータをはじめ、多くの問題点が指摘されており、区民の命にかかわると同時に、今後いくら税金が投入されるかもわかりません。トマ議員は、河津第二保養所は、きっぱり廃止するよう求めました。しかし区長は、「廃止の考えはない」と拒否。

区民の願い実現の財源はあります

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ムダ遣いやめ、685億円のため込みを使えば、区民の願いは実現できます!


※詳しくは「ニュース」紙面のPDFファイルをご覧ください。

「区議団ニュース」2015年7月号(PDF1802KB)