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日本共産党渋谷区議会議員団

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区議団ニュース 2025年 区議会第3回定例会号

玉川上水旧水路緑道再整備計画
近隣住民の85%が反対! 工事は直ちに中止を
整備計画、高額なテラゾ材、農園整備…どれも8割以上が反対

 住民が反対の声を上げ続ける玉川上水旧水路緑道再整備計画。渋谷区は、住民無視で次々と工事を強行しています。
 日本共産党区議団は9月に実施した近隣住民のアンケートの声を区長に示し、工事契約と計画の撤回を求めました。

近隣住民の声

なぜ反対の声があるのに無視するのか。
一番大切な近くの人たちの意見を取り入れてほしい。毎日生活しているのは私達です。

許せない!
住民無視の答弁

「丁寧に説明しながら、しっかり続けていきます」
「理解を得ながら進んでいるという実感を得ている」
(本会議での長谷部区長答弁)

 

物価高騰に苦しむ区民置き去り…
70億円を基金に積み増す

 区は、昨年度の繰越金138億円のうち70億円を財政調整基金に積み増す補正予算を強行しました。
 党区議団は補正予算に反対するとともに、「くらし・区政アンケート」の声を示して、区独自の物価高騰対策を求めました。

区民の声

 いままでは1週間5千円の買物で済んだが、今は1万円でも足りない。10万円の年金ではとても足りない。年寄りは早く死ねということか。

 

日本共産党区議団の提案

低所得世帯に1万円給付  …4億7千万円
紙のプレミアム商品券  …2億2千万円
零細業者への賃上げ助成 …7億8千万円
敬老祝い金の復活    …1億7千万円

 豊島区は、住民税非課税の子育て世帯に、4400円のお米券を配布。渋谷区も配布を。

区民に冷たい区長の答弁

 「(給付金を)1万円配ったとします。本当にそれで物価高騰対策になりますか。すぐにそれは使ってしまってなくなると思う」

 

義務教育の保護者負担ゼロへ
学用品費、修学旅行費、移動教室、制服代を無償に

 「初等教育は、すべての者に対して無償のものとする」と規定する国際人権規約第13条や憲法第26条にもとづいて、党区議団は義務教育の保護者負担を無償にするよう求めています。

●学用品費、修学旅行費、移動教室、制服代を無償に

品川、葛飾、墨田、荒川、足立の5区で実現

●義務教育のすべての子どもの給食費を無償に

新宿区では、区立以外のすべての義務教育の子どもに助成

給付制奨学金を渋谷区も

 「教育によって利益を受ける社会が費用を負担するのは当たり前」として、フランスでは高等教育は無償です。党区議団は、区に対して給付制奨学金の実施を求めています。

 給付制奨学金の実現をと、区民から2億1229万円余の寄付が区に寄せられました。区は寄付者の願いに応えるべきです。

小学校低学年の早朝保育が実現

2026年4月~実施予定

 

幡ヶ谷2丁目・オリンパス跡地再開発 住民説明会開催させ、公園提供止めよ
7号通り公園の移設で、三井不動産レジデンシャルに便宜

 幡ヶ谷2丁目の旧オリンパス本社跡地は、三井不動産レジデンシャルが購入し、再開発しようとしています。
 日本共産党区議団は、住民の声を聞き、区として三井不動産に住民説明会の開催を求めること、区立7号通り公園の移設はやめるよう求めました。

三井不動産レジデンシャルは、地上45m 430世帯のマンション建設を計画

公園付け替えで、水道道路側にマンションの出入口を設置

⇒水道道路の歩道が分断され、危険が増大
⇒マンション敷地の資産価値は大幅に増大

 7号通り公園は、住民の憩いの場でラジオ体操や祭りにも使われており、地元住民も付け替えに反対しています。

 

2024年度決算認定

物価高騰の独自支援に乏しく、国保、介護保険料などの値上げと敬老祝い金削減、奨学金廃止の決算に反対

 日本共産党区議団は、2024年度渋谷区一般会計、同国民健康保険事業会計、同介護保険事業会計、同後期高齢者医療事業会計の各歳入歳出決算に対して、物価高騰に区民が苦しむなかで、独自の支援に背を向け、負担増と福祉・教育の切り捨てをおこなったとして反対しました。

日本共産党区議団の反対理由

●物価高騰対策に乏しい

区の対策は区民の23%しか利用しないハチペイだけで、困っている区民や中小業者は置き去りに。

●負担増と福祉・教育の切り捨て

国保料、介護保険料、後期高齢者医療保険料のトリプル値上げ
敬老祝い金削減、奨学金制度廃止

●財界・大企業支援を優先

渋谷駅周辺再開発…4億8千万円
区道や神南小学校の容積率を再開発に提供

●住民無視・トップダウン

玉川上水旧水路緑道再整備工事を強行(9億4千万円)
猿楽、千駄谷小など学校統廃合推進

介護保険の負担軽減、まちづくりなどの請願採択に全力

 区民からの請願については、党区議団はすべて紹介議員になり、「最高裁判決に従い生活保護制度の充実を求める意見書を国会・政府に提出することを求める請願」や「区独自の介護保険料減免と利用料負担助成の拡充を求める請願」には、それぞれ賛成討論を行うなど、採択に全力をあげました。


※詳しくは「ニュース」紙面のPDFファイルをご覧ください。

「区議団ニュース」2025年 区議会第3回定例会号(PDF6.9MB)

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